気分転換

またも気分転換にレトロゲーをひっぱりだしてやってみた。
セイント00
実はこれをやる前にヘラクレスの栄光をやっていたのだが
なぜか途中でこれに切り替えてなぜか頑張ってしまった。
このゲームもリアルタイムでプレイしていたが
いかんせんその難易度にやられ
クリアどころか最初のボスを全員がかりでようやく倒したところで
そのまま投げた記憶がある。
そんなわけで今回はなんとかクリアしてやるぜ!
という意気込みのもとプレイ開始。


まずはじめに言っておくが
まちがいなくこれはクソゲーである。
なぜか。
それはやはり先にも言ったが、そのありえない難易度にある。
何の予備知識も無しに進んだ場合、最初のボスであるアルデバランに
ほぼ全員が殺される事だろう。
ぶっちゃけ1人やられた時点で詰むので、この段階でお話しにならない。
だが今は便利な世の中。
攻略サイトもあればエミュレーターで強引に途中セーブができる。
これならはっきり言って誰でもクリア可能だろう。
…やる気さえあれば。
このゲームは大きく分けて雑兵が襲ってくるアクションパートと
セイント01
各ゴールドセイントと戦うRPGパートに分かれている。
セイント02
そもそもブロンズとゴールドには圧倒的な力の差があるわけだ。
原作でも、かなり無理な勝ち方をするが
このゲームでも、いかんなくその実力差が発揮されている。
先に述べた通り、まともに戦ってはまるで勝ち目がないのだ。
知識無しに進めた場合クリアできないのはこのため。
ちょっと頑張れば勝てるかななどという甘い状況では全くない。
根本的に力不足。4対12で勝てる道理などどこにもない。
100体12くらいならまだなんとかなるかもしれんが…。
そこでやるべきこと
それはやはり単純にEXP稼ぎ。
正確にはEXPではなくセブンセンシズを稼ぐのだが
雑兵を延々と倒しているとセブンセンシズが増えていく。
これが結構気づきにくいポイント。
なぜならゲームを始めた最初の段階ではいくら雑兵を倒しても
セブンセンシズは増えないからだ。
最初の宮でムウと会話した後で初めて雑兵で稼げるようになる。
昔プレイしたときは当然これに気づかず、真っ直ぐアルデバランに向かって
瞬殺モード。
だがいくらセブンセンシズを稼いでも、こちらの上限値がかなり低い為
MAXまで増やしていてもそのまま戦ったのでは当然勝ち目がない。
次にするべき事は、相手の攻撃を避けるという事だ。
ボス戦はRPGモードなので、当然コマンド方式なのだが
なぜか敵の攻撃時にタイミング良く左右キーを押せば
敵の攻撃を避ける事ができる。
しかしそう甘いものではない。
このタイミングがありえないほどに難しいのだ。
確かこの「敵の攻撃を避ける」ということは説明書にものっていたのか
過去の自分も知っていたのだが
知っていてもやっぱり勝てない難しさ。
やはりどう考えても投げる要因しかないよな…。
とりあえず今回は色々調べた結果
敵の攻撃の技の名前が表示されて2文字目あたりでキーを押すと丁度良い。
という事がわかり実践。
確かにそのタイミングはあっているのだが
回避モーションは出るものの完全回避できるのは10回やって3回前後
大抵はカス当たりや、モロ食らいのときと変わらぬダメージをもらうが
それでも避けるタイミングが分かっただけで随分楽になる。
セブンセンシズをMAX値になる分まで稼ぎ
この攻撃回避を可能な限り実践する事で、
ようやく原作通りの勝ち方をしていくことが可能となった。
コツもわかり、割とサクサク進めるようになったかと思いきや
4つ目の宮のデスマスクに超苦戦。
どうやらゲーム中で最強のボスはこいつらしい。
向こうの攻撃が直撃すれば2発目はすでに耐えられないという強さ。
こっちの1発目がたとえ命中していても
向こうの1発目を避けないとほぼ負けという厳しい条件。
さすがファミコン。なんとも無茶な話しである。
なんとかデスマスクを倒した後は特に苦戦する事もなくラスボス、サガ戦へ。
セイント03
はっきり言ってサガ戦が一番楽。
攻撃毎に補給が出来るため、ここで負ける人は絶対いないだろう。
ここまでが結構厳しいだけに、なんともしまりのないラスボス戦である。
そんなわけで無事クリアー。
セイント04
良かったね沙織さん。
この人嫌いだからあまり助ける気はなかったけど。
そして最後。
各キャラがこの戦いの事を振り返るシーン。
…だったのだがなんとこのままTHE END
セイント05
さすがファミコン。あっさりしたものだ。
まぁもっとあっさりしたゲームはいくらでもあるが
せめて画面くらい切り替えてもバチはあたらんのじゃなかろうかw
うん。いい気分転換にはなったよ。多分。